10歳の長男、1歳の双子、0歳年子末娘のワンオペ4人育児に日々奮闘する看護師ママ・マダム嫁子です。
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雛人形とは?誰が用意するの?
女の子が生まれると、初節句を迎えるにあたって避けては通れないのが「お雛様問題」。
誰が買うの?どんなものがいいの?そもそも買うべきなの?などなど悩みは尽きないかと思います。
雛人形はかつて女親の実家で用意するのが一般的で、嫁入り道具のひとつでもありました。
昔は結婚すると義両親と同居するパターンも多く、雛人形を手渡す口実で嫁入りした娘や誕生した孫に会っていたんだとか。
しかしながら、現在は必ずしも女親の両親が用意しなければならないということはなく、両家でお金を出し合ったり、親に買ってもらうのではなく夫婦で買うことも増えてきました。
さらに現代は住宅事情から、立派な七段飾りのものより、コンパクトなものが選ばれがちだそうで、買わないという選択肢もあります。
勿論、「買わないのは可哀想」「買ってあげる経済力もないのか」という風潮もまだ残っていますが、各家庭の事情は様々ですので、よく知らない他人が口を挟む余地はないでしょう。
POINT:雛人形まとめ
- 昔は女親の両親が用意
- 現在は両家でお金を出し合ったり、夫婦で用意
- 買わないという選択肢もあり
- コンパクトな雛人形が選ばれている
双子は雛人形をどうするべき?
かくいう我が家も当初、購入予定はありませんでした。
現在は広めの郊外のマンション住まいなので、まだそれなりに余裕のある広さですが、双子が生まれたばかりの頃はファミリー向けのアパートで、5人で暮らすには些か手狭でした。
一年の限られた時期しか使わないお雛様を収納する場所も、飾る場所もなく、必要性を感じていませんでした。
まして双子の場合1つ買うと喧嘩になっても困るし、2つ買うのはあまりに不要。
何に転んでも買わないという選択肢が一番ベターに思えました。
しかしながら、それをよしとしない人がいたのです。
私の父は昔からのしきたりや伝統を重んじるタイプの人ですので、それなりに立派なお雛様を用意してしてあげないことには私や双子が気の毒だ、恥をかかせてはいけないと考えたようです。
とはいえ、双子といえど同じお雛様が二つあるのは流石にやりすぎだと思いとどまり、名入りの旗をそれぞれ用意してくれました。
父なりの思いやりではあったと分かるものの、お雛様や旗の過ぎたる立派さに軽い眩暈がしたのは事実です。
お雛様だけで32型のテレビ並みの大きさがあり、二つの旗を両脇に従えて、それはそれは大層立派な大きさなのです。
せめて、一緒に買いに行くなり、こちらの希望を聞いてくれたらまだよかったのですが、買われてしまってはもうどうすることもできず。
そして、このお雛様問題は私たち夫婦の諦めにより一旦落ち着いたかと思いきや、更なる波紋を呼ぶこととなりました。
年子で末娘が誕生したので、新たなお雛様問題が勃発したのです。
POINT:双子のお雛様(我が家の場合)
- 嫁子父が張り切って用意
- コンパクトな雛人形に名入りの旗
- 大きさは32型テレビほど
姉:じいじ張り切りすぎよ。
妹:ドキがムネムネ~。
姫:はぁ……。(溜息)
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