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こんにちは!
11歳長男、2歳双子、1歳年子末娘のワンオペ4人育児に日々奮闘する看護師ママのマダム嫁子です!
近年、増加傾向にある早産・低出生体重児。
正期産で2500ℊ以上で産まれた子より小さく、発育や発達が心配になってしまうお母さんが大半です。
- 「少しでも体重や身長を増やしたくて料理を頑張るけれど、どうしても食が細い」
- 「ミルクばかり飲んでいる気がする」
実は我が家は11歳の長男を筆頭に、子どもたちは全員2500ℊ以下の低出生体重児。
そこで、低体重児4人育児の経験と看護師ママ目線を踏まえて、低体重児の食事のお悩みを解決します!
\本記事の要約/
- 低出生体重児の成長ペース
- 低出生体重児の離乳食=修正月齢で開始
- 低出生体重児のよくある食事の悩み:5選
- 低出生体重児の食事の悩み解決・おすすめ法:5選
- 【漫画】極低出生体重児の双子の成長具合
\こんな人におすすめ/
- 子どもが低出生体重児として産まれた
- 今後の成長ペースが心配なので情報が欲しい
- 低出生体重児の食事量や体重を増やしたい
\執筆者/
→Twitterにて我が家の知育や食育など更新中!
本ブログはお役立ち情報の最後に育児漫画を掲載しています。
気になる方は目次からジャンプ!
低出生体重児の成長ペース
低出生体重児とは、一般に2500g以下で産まれた赤ちゃんのこと。
体重ごとに名称がやや異なります。
- 2500g以下:低出生体重児
- 1500g以下:極低出生体重児
- 1000g以下:超低出生体重児
2000ℊ程度の場合、自力でミルクが飲めたり、医療ケア必要な割合が格段に低くなります。
短期間のNICU・GCUの入院で済む場合も多いのです。
一方、1500ℊ以下の極低出生体重児の場合、未熟児網膜症や脳出血などの後遺症や合併症リスクがかなり高く、入院期間も長期に及びます。
退院後は、修正月齢(実際の出生日からではなく、元々の出産予定日から計算する)で成長・発達を見ていくこととなります。
低体重児が正期産の子供の体重に追いつく目安は以下の通りです。
- 1500~2000g:1歳ごろまで
- 1250~1500G:2歳~就学年齢まで
- 1000g程度:9歳ごろまで
合併症や後遺症などがあると、成長スピードはゆっくりになる傾向にあります。
低出生体重児の発達フォローアップ外来が、就学前や9歳ごろまでなのは、成長が追いつく時期の目安なんだね!
低出生体重児の離乳食=修正月齢で開始
通常、離乳食は5~6カ月ごろから開始します。
世界保健機構(WHO)は6カ月からの開始を推奨していますが、日本は5カ月からがメジャーでやや早めスタート。
- 「他の子はもう離乳食を食べさせ始めている」
- 「ミルクだけでは体重が増えないかも…」
低出生体重児のお母さんはつい焦ってしまうかもしれません。
しかし、元々の身体が小さく、筋力の弱い低出生体重児は消化能力や飲み込む力、噛む力なども当然弱いのです。
無理に早くスタートさせる必要はありません。
低出生体重児の子はシナジスや発達フォローアップ外来などで通院する機会が多いし、定期の予防接種で小児科にかかるよ。
心配なことや不安なこと、気になることは遠慮なく聞いてみよう!
ちなみに我が家は修正月齢の通りに離乳食を開始するつもりでのんびりしていたら、病院で「もうあげていいよ」って言われてびっくりしました。
大事な子どものことなので、プロに聞くのが一番です!
低出生体重児のよくある食事の悩み:5選
食事の食べや欲求の強さなどは、その子の性格によるところも大きいです。
しかし、低出生体重児の方がやはり食事に関するお悩みは多くなりがち。
実際に感じたことや周りからよく聞いた低出生体重児の食事の悩みは以下の5選です。
- 食が細い
- 噛む力が弱く、えづきやすい
- スプーンやフォークを使うのが苦手
- 適切な一口の量を判断するのが苦手
- 食後に吐きやすい
各項目の詳細について説明していきます。
食が細い
身体の小さく、筋力が弱めな低体重児。
不馴れな食事を摂るのはエネルギーを使います。
ミルクの方が腹持ちも良く、飲むのが楽なので食事よりミルクを選びがちです。
離乳食を食べてくれないお悩みはこちらの記事で解決!
噛む力が弱く、えづきやすい
硬いものや繊維質の肉類・野菜類などは、噛み切れなくて丸呑みしてしまい、えづくこともしばしばです。
水分で流し込んでしまうのもよくあります。
我が家の2歳双子はブロッコリーの心などくたくたに加熱しないと噛み切れません。
スプーンやフォークを使うのが苦手
大きな動作は問題なくても、小さな動作に関しては苦手項目だったりします。
スプーンやフォークを握って食べ物をすくい、口に運ぶ。
簡単なようで、実は細かい動作や各動作における多くの脳の認識が必要なのです。
早く食べたいときや好きなものはつい手づかみで食べがちになってしまいます。
上手く扱えないのが分かっているので、食べさせてほしいとおねだりすることも。
適切な一口の量を判断するのが苦手
食べものを目で見て、大体の適切な一口量はどのくらいか。
認識して口に運ぶのが苦手です。
目に見えるありったけを口に入れてしまうことが多いです。
口の中がいっぱいでもう入らなくても、目に前にあればどんどん詰め込もうします。
離乳食を食べさせるスピードや切り上げるタイミングに関してはこちらの記事をどうぞ!
食後に吐きやすい
なんとか食事が終わってホッとしていると、急に吐き出すことが良くあります。
消化能力が弱めな低体重児。
食後に遊んで身体を動かしていると、勢いでケロッと吐いてしまうようです。
ミルクの穿き戻しが多かった子は食後も吐きがちなので要注意!
低出生体重児の食事の悩み解決・おすすめ法:5選
低出生体重児の食事のお悩み解決は以下の5選です。
- 食事を強要しない
- 柔らかい・食べられる食材を選ぶ
- スプーン・フォークの習得はゆっくりと
- いっぺんに目の前に出さない
- 吐いてしまう子は食事量は少しずつ
各項目の詳細について説明していきます。
食事を強要しない
人によって適切な食事量は異なります。
また、保育園や幼稚園など、集団生活を営んでいくうちに食事量が増えることもあります。
- 「食べてくれないと体重が増えない」
- 「他の子に追いつけない」
- 「いつまでも経っても身体が弱いままなのでは」
不安に感じてしまう気持ちは痛いほどによく分かります。
我が家は末娘・ひめぴが離乳食に興味を示してくれなくて焦った時期があります。
食事を強要しても、消化不良を起こしたり、食事自体が嫌いになってしまうだけです。
焦らず、ゆっくりがその子のペースなのだと思って見守ってあげましょう。
体が小さめなマイペースちゃんとして産まれた低体重児の子は、きっと生まれた後もマイペース!
他の子と比べないで、その子の成長ペースをよく見てあげよう!
柔らかい・食べられる食材を選ぶ
噛む力が弱いうちは丸呑みによる窒息予防のため、柔らかい食材を用意してあげましょう。
硬いもので噛む力を鍛えてほしいのが本音のところ。
ただ、無理強いしても食べてくれないでしょう。
もし、噛む力を鍛えたいならおやつに取り入れるのがおすすめです。
お野菜チップスなら甘くて食べやすいです。
ちょっとツウな渋い味覚の子には煮干しも良いでしょう。
子ども向けの健康おやつはヘルシーなものばかりだから、産後ダイエット中のお母さんにもお勧めです!
実は小さな子どもに多い窒息!防止の秘訣はこちらの記事をどうぞ!
スプーン・フォークの習得はゆっくりと
スプーンやフォークの習得は早い子もいれば遅い子もいます。
- 「なんでうちの子はできないんだろう」
- 「他の子はできているのに」
- 「自分が躾をしてないと周りに思われてしまうかも…」
上手にきれいに食べている子を見ると、食べこぼしばかりだったり、すぐに手づかみ食べしてしまう我が子を見て落ち込んでしまいますよね。
食事の際に、スプーンやフォーク類を使うように促したり、実際に使って食べる姿を見せてあげましょう。
不器用さんが多い低体重児の子は、思った通りにすぐにはできないかもしれません。
ただ、焦らず継続して練習することで上手く使えるようなるはず。
早くできるからいいわけじゃないよ。
大人になっても手掴みで食べている人はいないし、いずれ使えるようになる!と思って、私は今日も双子を見守っています。
いっぺんに目の前に出さない
少し手間ですが、少しずつお皿に乗せて出してあげましょう。
口の中の食べ物を飲み下せたら次の料理をお皿へ…と大人がペースを調節してあげることで、次第に適切な一口量やペースを理解できるようになります。
イメージはお高いお寿司屋さんのカウンター席!
大将になりきるしかない!
吐いてしまう子は食事量は少しずつ
いっぺんに食べたり飲んでしまうと、消化しきれず、動いたタイミングで吐いてしまいがちです。
食事や飲み物は小分けにして摂取できるように調整しましょう。
ちなみに我が家は食後に吐かないように、牛乳は食事以外の時間に飲ませています。
食事中に牛乳を飲むと、高確率で吐いてしまうので…。
【漫画】極低出生体重児の双子の成長具合
我が家の双子は少し変わった、「米と肉が苦手な偏食」。
驚くDr.からの質問は続きます。
Dr.によると、小さく生まれてしまうと、食が細く、体重や身長の増えがいまいちになってしまいがちとのこと。
特に極低出生体重児ほどだとその傾向が強いようです。
我が家の場合、食欲旺盛な子どもたち。
しかし、当たり前なことではないのだと改めて直面しました。
子どもたちが元気に健康に成長してくれるのは当たり前じゃない。
今日があることに感謝しなければいけないよね。
そして、来年の3歳では、心理発達の検査があると衝撃の事実を知ることとなりました。
往復2時間、受診で2時間。合計4時間の長丁場。
そして結果を聞くために、再度往復2時間。
想定外の事態に、夫婦で頭が真っ白になりました。
次回の漫画はこちらから!
手厚すぎるフォローに涙が出ます…。
姉:毎回、なんだかよく分からないまま連れてこられて終わるのよ。
妹:あんまり楽しくないよねぇ。
姫:お出かけいいなぁっ、あたしも行きたいな!
コメント
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