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こんにちは!
11歳長男、2歳双子、1歳年子末娘のワンオペ4人育児に日々奮闘する看護師ママのマダム嫁子です!
1歳半の発達フォローアップ外来の様子はこちらの記事から!
近年増加傾向にある低出生体重児。
特に、極低出生体重児は医療の進歩により生命予後が上がってきています。
しかし、その後の発達のフォローアップや成長発育に関して、リアルな情報は少ないのが実際のところ。
そこで、看護師ママの目線と実体験を踏まえて、発達フォローアップ外来のリアルなレポートをご紹介します。
\本記事の要約/
- 極低出生体重児=発達障害の割合が多い傾向
- 発達フォローアップ外来はこんな場所!:4選
- 【漫画】発達フォローアップ外来の実際の様子
\こんな人におすすめ/
- 双子妊娠中で早産が心配なお母さん
- 子どもが極低出生体重児として産まれたので不安
- 切迫早産なので毎日不安!早産になった時の情報が欲しい
\執筆者/
→Twitterにて我が家の知育や食育など更新中!
本ブログはお役立ち情報の最後に育児漫画を掲載しています。
気になる方は目次からジャンプ!
極低出生体重児=発達障害の割合が多い傾向
極低出生体重児(出生時体重1500ℊ未満)はNICUを卒業後も、発達のフォローアップのための定期的な外来通院が必要となります。
厚生労働省の最新データ(2017年度)で低出生体重児(2500ℊ未満)の割合は全体数の9.4%。
約1割です。
10代の若年妊婦、および40歳以上の高齢妊婦での割合が高いとの指摘があります。
そして、極低出生体重児では学習障害(LD)・注意多動欠陥障害(ADHD)の割合が高く、低体重児全体の20~30%で発症するとの統計データも上がっています。
妊婦の喫煙率や痩せも低体重の原因とされているよ!
ただ、小柄な妊婦だと低体重児が生まれやすいとの指摘もあるので、妊婦さんを理不尽に責めるのはNG行為!
私の家系は低体重児が生まれやすいみたいで、私も父も2500g以下で産まれてるよ!
子どもたちも全員低出生体重児で、長男以外は早産。
遺伝も関係しているのかもしれないね!
発達フォローアップ外来はこんな場所!:4選
通常、足を踏み入れることのない特殊な場所。
しかし、イメージと違って実際は小児外来とさほど大きな違いはありません。
発達フォローアップ外来の特徴を以下にまとめました。
(1)冬季はシナジスの予防接種の子が多い
(2)受診している理由はそれぞれ
(3)医師はNICUのDr.
(4)病院によって卒業できる年齢が異なる
各項目の詳細について説明していきます。
冬季はシナジスの予防接種の子が多い
シナジスとは、RSウィルス重症化リスクの高い児に対して無料で打ってくれる、RSウィルス重症化予防の注射です。
適応の児に関してはこちらの記事をどうぞ!
低出生体重児や先天性疾患の子が適応となるため、冬季はシナジスの予防接種を受ける子が急増します。
病院によっては、シナジス専門の曜日を設けることも。
極低出生体重児や先天性疾患以外の子は、シナジスを約半年受けると発達フォローアップ外来卒業となることが大半です。
姫:在胎週数35週で低出生体重児のあたしは、シナジスを打つのみでフォローアップは卒業したよ!
受診している理由はそれぞれ
同じ極低出生体重児でも合併症や後遺症はその子それぞれ異なります。
そのため、発達フォローアップ外来で診るべき箇所や内容は全くの別物です。
21トリソミー(ダウン症)の子や先天性心疾患の子、網膜症の子など様々です。
当然、フォローアップ外来のほかに、それぞれの小児の専門医に診てもらったり、療育に通うなどのあるのでしょうが、極低出生体重児である以上、新生児科(NICU)のDr.も診ています。
医師はNICUのDr.
前述しましたが、担当医はNICUから引き続き同じDr.です。
引っ越しなどで、これまでの病院に通えなくなってしまった場合などは、紹介状を書いてもらって他院にかかれますので、通院を辞めてしまわないようにしましょう。
病院によって卒業できる年齢が異なる
一般的に小学校3年生まで(9歳頃まで)を対象としている病院が多いです。
小学校に就学してから、学習障害や注意多動欠陥といった発達障害が顕著となるケースも多いため、就学後もフォローしているようです。
また、必要時9歳以降も外来でフォローアップすることもあります。
我が家が通っている病院は就学前までフォローアップしてくれるみたい!
【漫画】発達フォローアップ外来の実際
我が家の双子は、極低出生体重児として産まれたMD双胎(一卵性双生児。二卵性に比べて妊娠中の合併小リスクが高い)。
未熟児くる病や未熟児貧血、無呼吸発作など、いくつもの合併症を乗り越え、これまで大きく逞しく成長してきました。
予定日付近でやっとGCUを卒業し、無事に自宅に帰れました。
冬季のシナジスを終えた後、1歳、1歳半健診を受け、ついに2歳の健診を迎えることとなりました。
時代はまさにコロナ禍。
周産期母子医療センターを併設している公立病院は三次救急指定で、地域の拠点病院でもあるため、当然のことながらコロナの指定病院でした。
半年前はクリスマス・年末年始でコロナ患者が急増しており、病院はまさに厳戒態勢。
しかし、ちょうど2歳の受診日頃は、厳戒態勢も解かれ、比較的穏やかで落ち着いた時期でした。
病院全体が活気に満ちており、常に自宅に引きこもっている私はなんとも不思議な心持になりました。
次回の漫画はこちらから!
偏食だらけの双子の食事内容に、思わずDr.が呆然!
周りにドン引きされるんだけど、実はパワハラで退職した元職場です。
今はもう患者家族という立場なので、パワハラしてきた先輩に遭遇しても笑顔で対応しています。
コメント
[…] 【1】2歳双子発達フォローアップ外来~極低出生体重児として生まれて~… […]